ORT矯正で使う装置について
当院で使用するマウスピース型矯正装置『オーラルフィットネストレーナー』は、歯を並べるためでなく、お口周りの適切な筋肉の使い方と筋力獲得を主な目的として設計されています。お子様の状態やトレーニングの段階に応じて種類が変わり、基本的には柔らかい装置から硬い装置へと、筋肉への負荷を段階的に高めながら使用していきます。
マウスピース型矯正装置の特徴
マウスピース型矯正装置は、つけるだけで歯並びがよくなっていくというようなものではなく、筋トレでいうダンベルのような口腔機能の発達の補助的な装置として使っていただきます。そのため、ずっと着けっぱなしにするのではなく、トレーニングのタイミングなどでつけていただくような装置です。そのため取り外しが可能であり、日々の生活に支障が出るようなことはありません。
メリット
- 見た目がかわらない
- 取り外しが可能
- 食事や歯磨きがしやすい
- など
バイオブロック装置とは?
バイオブロック装置は、イギリスの矯正医であるジョンミュー先生が考案した装置で、顎の成長を利用して歯列を広げ、歯が綺麗に並ぶスペースを作るための矯正装置です。口腔機能の発達不全などにより下方向に発育しようとする顎・顔面の骨を、正常な方向に発育の方向を変えることで、結果として自然に歯が並ぶスペースが得られる方法です。
スペース確保
歯を抜いたり削ったりすることなく歯列を広げ、ガタガタの原因となるスペース不足を解消します。
成長段階の利用
子どもの顎の成長を利用するため、無理な力がかからず、痛みもほとんどありません。
機能性
歯の傾きを整える効果もあります。
成長期に効果的な矯正治療のポイントは?
成長期のお子様にとって、矯正治療は顎の成長を最大限に活かせることが最大の強みです。顎の骨が柔軟で形成が活発なこの時期に治療を行うことで、骨格自体を整え、歯が並ぶスペースを自然に確保できます。
成長期の顎の力を利用する
まだ柔らかい顎の力を利用することで、無理なく自然な形で歯並びを整えられます。骨格が整うことで将来的な噛み合わせが安定し、治療期間の短縮にも繋がります。
最適なタイミングで開始する
適切な時期に治療を始めることで、顎の成長を利用し、将来的な抜歯を避けられる可能性が高まります。早めにご相談いただき、成長状況に合わせた治療プランを立てることが重要です。
不正咬合を引き起こす生活習慣を見直す
口呼吸、指しゃぶり、舌を前に出す癖、片側噛みなどの悪い生活習慣は、顎の成長を妨げる大きな原因です。治療と並行してこれらの習慣を改善することで、歯並びをより良い方向へと導き、後戻りを防ぐことにも繋がります。
成長段階や不正咬合の種類に応じて、顎拡大装置など最適な治療法と装置を専門医と相談して選択しましょう。
トレーニングについて
マウスピース型矯正装置『オーラルフィットネストレーナー』
当院で使用するこの装置は、単に歯を並べるためでなく、お口周りの適切な筋肉の使い方と適正な筋力を獲得することを主な目的としています。日々のトレーニング効果が出やすいように設計されており、お口を閉じる訓練からスタートし、お子様の段階に応じて柔らかい装置から徐々に硬く、負荷の高い装置へと変更していきます。
さまざまな筋機能矯正トレーニング
トレーニングでは、舌・唇・頬の動き、飲み込み、息の仕方、正しい姿勢、発音など、お口周りの筋肉に関わる様々な悪い癖(悪習癖)に対応します。
さまざまなトレーニングを、お子様が楽しく徐々にレベルアップできるよう指導。
トレーニングは1日2回、1回あたり10分〜15分程度で継続いただけます。